こんなお悩みはありませんか？

できもの・ぶつぶつについて

皮膚に生じるできものは、様々な形状や大きさをしています。痛みやかゆみを伴うこともあれば、まったく自覚できないものまで症状も多岐にわたります。中には感染性の疾患であるできものも存在するため、速やかな治療が必要になることもあります。

仮に症状がなくても、「見た目が気になる」「目立たないようにしたい」という方も多いと思います。できものやぶつぶつが気になる場合には、神戸市中央区・三宮にあるふくや皮フ科クリニックへお気軽にご相談ください。

※症状によっては手術が必要となることもあります。その場合は適切な他の医療機関へご紹介させていただきます。

考えられる皮膚疾患

ホクロ・イボ

できもののお悩みとしてとくに多いのが、ホクロやイボです。ホクロは茶色や黒のできもので、皮膚の一部に色素が集まって盛り上がった状態です。そのほとんどは良性であるため放置しても問題ありませんが、切除することもできます。

イボは「疣贅（ゆうぜい）」と呼ばれ、皮膚にできる小さなできもののことを指します。イボが生じる原因は様々ですが、その多くはウイルス感染が原因です。

水イボ

水イボもウイルス感染によって生じるできものですが、イボはヒト乳頭腫ウイルス（HPV）が原因となるのに対し、水イボでは伝染性軟属腫ウイルスが原因となります。とくにお子さんにみられることが多いです。

タコ・ウオノメ

タコもウオノメも、摩擦や圧迫などの刺激によって皮膚が厚く硬くなった状態を指します。どちらも増大してくると痛みを伴うことがあり、削る処置が必要となります。

ニキビ

皮脂が毛穴の中に詰まることで生じます。はじめは白く小さい状態ですが、時間が経ち、炎症を起こすことで赤く腫れるようになります。炎症が強くなると痕が残ることもあります。毛穴が開き、黒ニキビとなることもあります。

粉瘤（アテローム）

粉瘤は、角質や皮脂が皮膚の内側にできた袋に溜まることで腫瘍となった状態です。大きさは数mmから数cm程度と様々で、基本的には良性の腫瘍です。ただし、炎症を起こして腫れることもあります。

じんましん

じんましんは赤い発疹が突然現れる皮膚疾患です。発疹はかゆみを伴い、触れると広がるのが特徴です。症状は一時的なものであることがほとんどです。

掌蹠膿疱症

水疱（水ぶくれ）や膿疱（膿の溜まったできもの）が現れる皮膚疾患で、「掌蹠」という名前の通り、基本的には手のひらや足裏などに現れます。

ヘルペス

感染性の疾患で、口周りや性器の周囲などにかゆみやピリピリ感を伴う水疱が生じます。一度体内に入ったウイルスの排除が難しく、体調の変化によって再発を起こしやすいのが特徴です。

湿疹

「湿疹」は皮膚表面に生じた炎症の総称です。病態は様々ですが、ブツブツ（丘疹）、水疱、膿疱などがみられることもあります。

とびひ

細菌感染によって、皮膚にかゆみ・痛みを伴う水疱や膿疱が生じる皮膚疾患です。ブドウ球菌や溶血性連鎖球菌（溶連菌）が原因となり、あせもや湿疹、虫刺されを掻いた傷などから感染が起こります。