こんなお悩みはありませんか？

皮膚の厚みが気になる方へ

炎症や摩擦などの刺激が繰り返されると、皮膚が厚く硬くなることがあります。厚みを増した皮膚は乾燥が起こりやすくガサガサとしているため、ひび割れが生じたり、かゆみや痛みを伴ったり、服や靴下に引っかかったりします。日常生活に支障がなくても不快に感じる方も多いのではないでしょうか？

一方で正常よりも皮膚が薄いと肌のバリア機能を担う角層も薄くなってしまうため、乾燥や外部刺激の影響を受けやすくなります。また、炎症反応が起こりやすかったり、毛細血管の異常による赤みが目立ちやすかったりします。

どちらの場合でも皮膚にとっては好ましくない状態ですので、皮膚の厚みが気になる場合には、神戸市中央区・三宮のふくや皮フ科クリニックへお気軽にご相談ください。

考えられる皮膚疾患

タコ・ウオノメ

摩擦や圧迫などの刺激によって皮膚が厚く硬くなっている状態のことをタコやウオノメと呼びます。タコは様々な部位に生じてやや黄色みを帯びているのに対し、ウオノメは主に足の裏に生じ、圧迫すると痛みがあることが多いです。

みずむし

カビの一種である「白癬菌（はくせんきん）」が原因となる感染症で、とくに足に感染したものを「みずむし」と言います。病型によって足裏の皮膚が厚くなり、ひび割れを起こすこともあります。

乾癬（尋常性乾癬）

銀白色の白いかさぶた（鱗屑）の付着した赤い発疹が現れる皮膚疾患で、発疹の形状は様々です。頭、肘、膝の伸側、腰、臀部などの皮膚が擦れやすい部位に好発します。

扁平苔癬

紫～赤色の皮膚の盛り上がりが生じる皮膚疾患で、かゆみを伴うことがあります。全身の様々な部位に起こる可能性があり、症状の長期化や再発が起こりやすいのが特徴です。

掌蹠角化症

手のひらや足の裏の角質が角化（厚くなる）する皮膚疾患です。皮膚の角化の程度は様々で、皮膚の赤みや真菌感染を伴うこともあります。

赤ら顔

皮膚が薄いと、その下にある毛細血管が透けて見えやすくなります。そのため、毛細血管にが拡張した際に皮膚の赤みが目立ってしまいます。

肌荒れ

皮膚が薄いと肌のバリア機能も十分に機能しにくくなります。肌のバリア機能が不十分だと外からの刺激に対して弱くなり、肌が炎症を起こしやすくなります。